2019/02/28
こんにちは!
管理栄養士の安田です。
いよいよ3日後に迫りました東京マラソン(毎度マラソンの話題で申し訳ありません)。
もはや太らない程度にトレーニングジムで自転車をこいでいるだけでもう5日くらい走っていませんしもう本番まで走りませんが約5週間のトレーニング期間でやれることは大体やったと思います。あとはスタートラインに立つのみ。
1ヶ月300?q走った高木トレーナーには及びませんが私も計算したらトレーニング再開後1ヶ月で230?q走っていました。
いつもは大会前でもあまり走り込まないタイプなので私にしては良く頑張ったなーという気持ちです(笑)
さてマラソンを走るのになぜ沢山の走り込みをするのでしょう?
42.195?qという長い距離を走るんだから沢山走るのは当たり前だろと思われるでしょうし、まあそれで大体正解です(笑)
筋肉には大きく分けて、大きなパワーを発揮することができる速筋と長い時間運動し続ける事が出来る遅筋の二種類があります。
100m走のように全力疾走をするような強度の運動の場合主に速筋を使い、フルマラソンのような長時間運動をし続ける場合は主に遅筋を使って身体を動かしています。
特徴としては、速筋ではクレアチンリン酸や糖質(乳酸)をエネルギーに変換して運動をしますが発揮するパワーに対して作り出せるエネルギーが多くないため短い時間しか運動し続けられません。
一方遅筋は糖質や脂肪をエネルギーに変換して沢山のエネルギーを作り出す場となるミトコンドリアが多く存在するため速筋ほど大きなパワーは発揮できませんが沢山のエネルギーを作って長い時間の運動ができます。
長距離の走り込みは遅筋の発達とミトコンドリアの増殖、筋肉での脂肪利用能力を高める等の効果があると言われています。特にフルマラソンでは体内に多くは貯めておくことのできない糖質の利用を節約して脂質を利用して走る事が必要になってくるので沢山走って脂質利用能力を高めることで上手く走れるというわけです。
長々と訳の分からない事を書きましたが3月3日は増やしたミトコンドリアで沢山脂肪を使って走って完走後に美味しいご飯を食べたいなと思います!