2019/04/22
こんにちは!管理栄養士の田中です。
ここ何年かは健康ブームで、運動をしたり、食べ方等を気を付けたりと意識している方が増えてきています。とくに、野菜食べなきゃ!という意識は前よりあるように思います。
「野菜は食べる様にしている」という方、もしかしたら‘食物繊維’という観点からみると、意外ととれていないことがあるかもしれません。
外食メニューなどに「食物繊維レタス○個分!」と書かれているのがよく見かけませんか?
例えば、レタス3個分と書かれていたら、1日分の食物繊維が取れてそう、と感じるかもしれません。実際にレタス丸々3個食べるのは大変です。
レタス丸々1個食べると、食物繊維は約3〜4gほどと、意外とありません。
3個食べると約9〜12gです。
1日に必要な食物繊維量は、18〜69歳で男性20g以上、女性18g以上とされています。
ですので、上の例だと約半分ほどになります。
ちなみにレタス1個分は、ブロッコリーを約1/3個やピーマンを約4個食べるのと同じほどの食物繊維がとれます。
もやしはスーパーに売っているものは大体200g入っており、半分の100gでレタス1個分の食物繊維がとれます。
いかがでしたか?意外だなと思った所はありましたでしょうか?
ちなみにレタスよりもサニーレタスやグリーンリーフの方が食物繊維が多いです。
ただこれじゃレタスは悪者みたいに思われてもいけません(笑)また、食物繊維ばかり気にして、安くて簡単にとれるもやしを大量に食べるということは絶対に避けていただきたいことです。様々な野菜を摂る事で様々なビタミンを摂る事ができます。
普段野菜を意識して摂っている方も、少し食物繊維に目をかたむけてみてはいかがでしょうか?